Taka Horii Official Site

生まれ育った土地への畏敬の念は、
今では私自身と切り離せない、
表現の揺るぎない礎です。
私は古い場所を訪ね、そこに漂う気配を掬い上げ、
物質としてキャンバスに定着させる作業を
続けています。
それは特定の場所の記録であることを超え、
私自身の深い根源に触れる行為でもあります。
感情をそのまま吐き出したような筆致を、
きれいに整えることはしません。
未完成なままの自分をそこに置き去りにし、
ただ「在る」がままを置いてみる。
不安を抱えたまま、その一歩を刻みつけること。
それが、今の私です。


